ドイツの技術史研究はドイツの統一後
1870年代から盛んになり、工科系学校の大学への昇格とともに、大学教授は積極的な意欲をもって個別技術学の講義に歴史的記述を採用した。
リュールマンC. M. Rhlmannの『一般機械学』、『工業力学史』、カールマルシュKの『技術学史』、ルーローの『理論運動学』、ベックLの『鉄の歴史』、ベックTの『機械製作史への寄与』などが19世紀における代表作である。
なかでも『鉄の歴史』は全5巻の膨大な文化史的名著とされている。1900年代初頭、技術史研究は大学教育ばかりでなく現場技術者の全国的組織の運動を母胎として新しい段階を迎える。
